こんにちは、はやかわです。
恐らく今年最後の更新です。
完全なる便乗記事ですが、僕も2019年の楽曲10選を選びました。
広大なネットの海で散見される強い楽曲ヲタクのような楽理などは持ち合わせていないので、簡単な曲紹介と好きなところを語る程度の記事にはなってしまいますが、個人的な備忘録としても書いておいたほうがいいかな、と思ったのでこうしてブログとしてしたためさせて頂いた次第でございます。よろしければしばらくの間お付き合いくださいませ。
つまるところいつものここすき発表会です。やったね。
○あるようでないようなレギュレーション
・2019年に楽曲配信サイト、またはCD等でフル音源がリリースされた曲から選ぶ
・コンテンツかぶりはなるべく避ける
下に目次を用意しておいたのでよければどうぞ。
- 天下トーイツA to Z☆ - Pastel*Palettes[丸山彩(前島亜美)、氷川日菜(小澤亜李)、白鷺千聖(上坂すみれ)、大和麻弥(中上育実)、若宮イヴ(秦佐和子)]
- アタシ カワイイ 宣言!!! - 姫坂乃愛(鬼頭明里)
- 星をつなげて - Gothic×Luck(八木ましろ、菅まどか)
- ひとりぼっちのモノローグ - [一里ぼっち(森下千咲)、砂尾なこ(田中美海)、本庄アル(鬼頭明里)、ソトカ・ラキター(黒瀬ゆうこ)]
- 町かどタンジェント - shamimomo[吉田優子(小原好美)、千代田桃(鬼頭明里)]
- せーので跳べって言ってんの! - 本城香澄(岩橋由佳)
- 摩擦主義 - Clutch![阿佐田あおい(立花理香)、九十九伽奈(白石晴香)、岩城良美(山下七海)、倉敷舞子(佐伯伊織)、塚原雫(芝崎典子)、本庄千景(朝比奈丸佳)]
- 砂漠を泳ぐ -栗花落夜風(楠木ともり)
- なかよしセンセーション - [ユニ(小原好美)、チエル(佐倉綾音)、クロエ(種崎敦美)]
- ハレ トキドキ メランコリック - ここなつ[東雲夏陽(日南結里)、東雲心菜(小澤亜李)]
恐らく配信開始 or CD発売日順になっているはず……
天下トーイツA to Z☆ - Pastel*Palettes[丸山彩(前島亜美)、氷川日菜(小澤亜李)、白鷺千聖(上坂すみれ)、大和麻弥(中上育実)、若宮イヴ(秦佐和子)]
作詞 織田あすか(Elements Garden)
作曲 都丸椋太(Elements Garden)
飛ぶ鳥を落とす勢いのコンテンツ、「BanG dream!」さんから1曲。この曲、フル解禁は今年(2/20)だったんですね。てっきり去年の枠だと思ってました。
バンドリ風に言うと「ブシドー!(CV:秦佐和子)」な曲調。確かに聴いてみると要所要所に箏や鼓の音が入っており、曲自体の疾走感と併せて非常に耳に気持ちのよい曲調となっております。
しかしどうでしょうか?
「和」の音に騙されずに全体をしっかり聴いてみると、そこまで「和」の音は入ってないことに気づくでしょう。どちらかと言えばヲタク垂涎の各パート(特にドラム)の手数が多い、いかにも最近のというか、高校生(パスパレの5人は高校生)が好みそうなバンドらしい曲ですね。
果たしてこの曲を「和」と言ってよいのでしょうか?
いいのです(いいんだ)
それがこの曲の凄いところなのです。「和」に行ききらないように、あくまでガールズバンドの曲であるということを意識させるため、効果的なところでのみ「和」の音を取り入れることで、絶妙なバランス感覚の上で「和」と「バンド」を両立させているのです。
イントロの終了直前、サビの直前、サビの盛り上がり箇所等の、曲として締めたいところにだけ最低限「和」を入れることで、全体としての手数は少ないはずなのに、聴いた後には「和」テイストの曲を聴いたなと思わせるのです。
Elements Gardenさん、完敗です。参りました。
アタシ カワイイ 宣言!!! - 姫坂乃愛(鬼頭明里)
作詞・作曲 法戸祐樹
「私に天使が舞い降りた!」の姫坂乃愛(CV:鬼頭明里)ちゃんのキャラソン。
「この曲をイベントで回収するまでは死ねない-2019」堂々の1位です。おめでとうございます。わたてんライブイベント開催を諦めない会、随時会員募集中です。
キャラソンってこういうもんだよな、というのを思い出させてくれる良曲です。というよりわたてんのキャラソンは打率高すぎ、天才しか関わっていないのか?*1
「アタシが世界で一番」、と自信満々にもほどがあるような歌詞を平然と歌う乃愛ちゃん。それでいいのです。若いというのはサイキョーで、無限の可能性を秘めているのですから。自分を軽率に「サイキョー」と言える無知さを持ち合わせているのが、この年代の特権なのですから。
そんな等身大の女の子を書いた歌詞。良さしかないですね。当方22歳のキモヲタクなので歌詞が刺さるわけではないのですが。
俺も「俺が世界で一番」とか言ってみたいな。男でサイキョーになる為には範馬勇次郎を倒さないといけないのでハードルは高いですが。
「はーい みんなぁ! 世界で一番可愛いのはだぁれだ!」
乃゛愛゛ち゛ゃ゛~゛~゛~゛ん゛
「もちろん、アタシだよね~~~⁉」
そ゛う゛た゛よ゛~゛~゛~゛
「えっ違うの⁉嘘⁉そんなバカな~」
そ゛ん゛な゛こ゛と゛な゛い゛よ゛~゛
「そんなこと絶対ないないない!だってアタシが世界で一番可愛いんだからあぁぁ!」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~゛~゛~゛
コール&レスポンスやりたすぎる。
フライングドッグさん、お待ちしております。
星をつなげて - Gothic×Luck(八木ましろ、菅まどか)
作詞・作曲・編曲 じん(自然の敵P)
「けものフレンズ2」の前半ED。
長い間じん(自然の敵P)さんの曲を履修していなかったので(それこそ「メカクシティデイズ」のCDを聴いたのが最後ですかね)、初見でじんさんと気づかず、作詞・作曲・編曲の欄を見てビックリ。
優しくて、可愛くて、いじらしささえ感じ取ってしまうような歌詞、サウンド。これを産み出したのがじん(自然の敵P)さん?
嘘だ~~~~~ってしばらく言っていたような記憶があります。
まあ嘘ではなかったんですけど。
もっと前は後ろ向きな理由の別れをつづっていたような気がするんですよ。それが気付いたらいつの間にか前向きな別れの詩を書くようになっていたんですね。
特にそれが顕著に出ているのが「大好きなの」だと思って。多分カゲロウプロジェクト初期のじんさんなら「大好きなの」ではなく「大好きだったよ」とかそんなニュアンスで書くと思うんですよ。
ちょっとの違いですけど、でもそれは結構大きな違いだと思っていて。そしてその歌詞の変移に伴って魅力と言いますか、表現の幅が凄い広がっているように思えました。(決してカゲロウプロジェクト時代が魅力がなかったという訳ではないですが)
追っていなかった時期を引き返して、歩んでいきたくなるような作品でした。ありがとうございます。
ひとりぼっちのモノローグ - [一里ぼっち(森下千咲)、砂尾なこ(田中美海)、本庄アル(鬼頭明里)、ソトカ・ラキター(黒瀬ゆうこ)]
作詞 安藤紗々
作曲 田之上護
編曲 松田彬人
「CV:鬼頭明里」という文字のあるアニメ、ついつい見ちゃうんですよね。だから今回の10選も気持ち偏ってます。よろしゅう。
さて、ひとりぼっちのモノローグ、いい曲ですよね。「ひとりぼっちの○○生活」のOPでございます。
こういう1度聴いていないと絶対2番が歌えないような曲好きなんですよ。TVサイズという90秒キッチリの短い時間で勝負する為の1番とやりたいことをやる2番という対比。
温度差が違うといって拒絶する人もいますが、僕は好きです。勿論、拒絶する人の気持ちも分からんではないですが。
でも、こういう曲こそフルで聴く価値があると思うんです。例を挙げるなら、「変化球だけはホームラン!」で金属バットの音を曲に入れるなんて、TVサイズではまずできない事ですからね。
真にやりたいことはもしかしたら2番以降に隠されているのかも、なんていつも思いながら曲を聴いているので、この曲を初めて聞いた時はニヤニヤが止まりませんでした。
まあ想像でしかないですけどね。
ここ無限に見ちゃう。
町かどタンジェント - shamimomo[吉田優子(小原好美)、千代田桃(鬼頭明里)]
作詞・作曲 辻林美穂
説明不要かもですが、「まちカドまぞく」OPです。
このご時世に渋谷系(アキシブ系)の曲を産み出したという事実だけで紫綬褒章を与えてもいいと思うんですよ。
↓一昨日位に書いたブログで少しだけ渋谷系について語ってます。よろしゅう。
上のブログでもちょろっと語っていますが、僕の中で「N・H・Kにようこそ!」のOP「パズル」がアニソンの「オシャレ」の一つの終着点だと思っていて、そこに限りなく肉薄してきたのがこの曲なんです。
10選の中で1番を選ぶとしたら間違いなくこれ。それくらい圧倒的です。
なんといっても、歌っている二人の声質が合っているんですよね。ちょっとダウナーな感じを持つ千代田桃(CV:鬼頭明里)の声質が合うのは当然としても、吉田優子(CV:小原好美)の声質が合うのは意外でした。
ほら、だって、シャミ子は振り回されて叫んでるイメージが強いので…(後、かぐや様の藤原書記が脳裏をよぎるので…)
吉田優子像を崩さず、なおかつ渋谷系にマッチした囁くような歌声を披露する小原さん。あっぱれです。
この曲がまちカドのイベントで回収できて本当に良かった…
せーので跳べって言ってんの! - 本城香澄(岩橋由佳)
作詞・作曲 田淵智也
あぁ~!田淵の音ォ~!!
楽曲派コンテンツの首位打者こと「Re:ステージ!ドリームデイズ♪」さんからの1曲。リステ、マ~ジで1曲だけ選ぶのは酷すぎる。勘弁してくれよ。
聴いた瞬間分かりますね。作詞・作曲は田淵智也さんです。
この曲なんですが、ただでさえ曲が強いのに歌ってる岩橋由佳さんも強すぎるんですよね。
天山&小島の「1+1は2じゃないぞ。オレたちは1+1で200だ!10倍だぞ10倍」という有名な言葉がありますが、アレはこの曲のことを指しているらしいですよ。
少し前の話になりますが、11月に行われた「Re:ステージ!PRISM☆LIVE! 3rdSTAGE~Reflection~」に行った方ならご存じでしょう。岩橋由佳さんの歌声によってこの曲のパワーが未知の領域まで昇華しているということを。
曲と歌はパワーバランスが平等でないと、魅力はグンと下がります。例を挙げるのは酷なのでしないですが、皆さんもなんとなく思い浮かぶでしょう。曲はいいんだけどボーカルが力負けしているな、みたいなアーティスト。逆もまたしかりですが。
だから、ライブ参戦前は不安だったんですよね。CD音源を聴く限りでは非常に魅力的に映っている曲が、ライブに参戦することで色褪せてしまうのではないかと。圧倒的なパワーを持つ田淵さんの曲の前に、岩橋さんは太刀打ちできないんじゃないかと。
でも、そんなことはなかったですね。それどころか、曲を喰ってしまうのではないかと思う程に岩橋さんの歌声は圧倒的でした。
いや、本当に格好良かった。1度と言わずに何度でも生で聴きたい。そんな、生で聴きがいのある曲です。
曲の中身じゃなくて、ライブレポになってしまいましたがまあいいでしょう。楽曲派のヲタクは全員この曲の魅力は知っているはずですから。今更言及するまでもないでしょう。間違いなく名曲です。
是非また、来年のKiRaReワンマンで回収したいですね。
摩擦主義 - Clutch![阿佐田あおい(立花理香)、九十九伽奈(白石晴香)、岩城良美(山下七海)、倉敷舞子(佐伯伊織)、塚原雫(芝崎典子)、本庄千景(朝比奈丸佳)]
作詞・作曲 栁館周平(F.M.F)
(CD販売のみ、配信サイト未定)
「八月のシンデレラナイン」さんからも1曲。
ハチナイ×栁館周平という名曲しか作らない組み合わせほんとすき。去年楽曲10選をしていれば間違いなく「ぬかるみ」は選ばれていたでしょうし、もう10選には「ハチナイ栁館枠」は常設するべきだと思うのですがどうでしょうか?(「ぬかるみ」はSpotifyを始めとした様々なサブスクで配信されておりますので是非に。)
ハチナイも大分と優秀な楽曲派コンテンツになってきましたね。サービス開始時にこのコンテンツが楽曲派コンテンツになると予想していた人っているのでしょうか?とんだ伏兵が現れましたね。八月のシンデレラナイン、目が離せません。
知名度がないのが弱点ですが、これだけ名曲を作り続けていればおのずとファンは付いてくるでしょうし、とにかく1ファンとしては応援あるのみです。(でももうちょっと有名になってもいいと思うんだ…)
早くサブスクで配信してほしいわね。
(追記:2020/4/1に遂に配信が始まりました!)
この公式の謎コール紹介シリーズでちょっとだけ視聴できるので是非に。
当アカウントは、立花里香さんと若月健矢選手のご結婚を心より祝福しております。
(花咲徳栄卒の選手好きだから若月には頑張ってほしい)
砂漠を泳ぐ -栗花落夜風(楠木ともり)
作詞・作曲 やぎぬまかな
(Spotifyくん、早く配信して♡)
【重大発表】
— 楠木ともり 公式info (@tomori_kusunoki) 2019年12月29日
楠木ともり、ソロメジャーデビュー決定!!
日々応援してくださる皆様のおかげです。
いつもありがとうございます!
これからも温かく見守って頂けますと幸いです。
続報をお楽しみに🌟
(スタッフ) pic.twitter.com/0eK0QNls80
楠木ともりさんメジャーデビューそれマジ?????
なんかブログを書いている間にとんでもない情報が舞い込んできて思わず笑っちゃいました。
当ブログは楠木ともりさんのこれからを心より応援しております。
さて、「砂漠を泳ぐ」の話ですが、いい曲ですね。「バンめし♪」は信用しかない。やぎぬまかなさんも信用しかない。
「信用」という言葉の語源、「バンめし♪」にあるそうです。
静かに、しかし力強く進んでいく曲調に抜けるような楠木ともりさんの高音が合わさってとても気持ちがよいですね。イントロ、間奏に差し込まれるギターリフは格好いいの一言です。
後半にある「大丈夫」4連発が一番好きなんですよね。4回目の最後の「大丈夫」は、明らかにそれまでの3回のものと力強さが違いますが、これにはどんな意味が込められているのでしょうか。
きちんと歌詞が出てから考察をしてみたいとは思っているのですが。とりあえずは2ndアルバム待ちですかね。
なかよしセンセーション - [ユニ(小原好美)、チエル(佐倉綾音)、クロエ(種崎敦美)]
作詞 磯谷佳江
作曲 大久保薫
「プリンセスコネクト! Re:Dive」からも1曲。
プリコネも割といい曲多いですよね。もしかしてタイトルに「Re:」が入る作品は楽曲が強くなるのか…?
12/25に滑り込みで配信開始。無事10選に選ばれる運びとなりました。
こういういかにもみたいなキャラソンに弱いんですよ僕。小原さんとあやねるの可愛い声に混じって聞こえる種崎敦美のボーイッシュ声が気持ちええんですよ。
プリコネの楽曲の特徴として、可愛いアニメーションが付いてきます。アニメーションを見るためだけにアプリを入れるのもアリだと思うので、始める機会を逃したという方はこれを期に始めてみてはいかがでしょうか?
俺もなかよし部に入りてえな…え?キモヲタクは無理?
……
そうですか…
ハレ トキドキ メランコリック - ここなつ[東雲夏陽(日南結里)、東雲心菜(小澤亜李)]
作詞・作曲 栗原暁&Mitsunori Ikeda
いや「バンめし♪」と同じ世界線の楽曲を紹介したっていい!(PKP)
「バンめし♪」と「ひなビタ♪」は別コンテンツなので…
↓前のブログで嫌という程この曲については語ってます。どうぞよしなに。
年末の怪物ってこういうことを言うんですね。この曲の出現で10選の選出が多いに狂ってしまった。惜しくも選外になってしまった次点の曲には申し訳ないと思っています。
まあこれについては上にある通り少し前に書いたブログで長文お気持ち表明をしているので今更言うことはありません。文句なしの名曲です。
日向美ビタースイーツ♪…お前と戦いたかった…
以上です。
全く楽理の話をしていないどころか、中身の話をしていない曲さえあるな?
来年はもっと楽理を勉強して、好きの理由が語れるようになるといいですね。
このままではただのここすき発表会なので…
それでは今年はこの辺りで。
よいお年を。