国道864号線沿い

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はま寿司とスシローが向かい合わせに建っている田舎の国道

「ハレ トキドキ メランコリック」がエモすぎて完全敗北した話

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聖夜にお気持ち表明RTAをやる男、それが僕です。

 

どうも、はやかわです。

 

本日12/25に、各配信サイトにてここなつの新曲、「ハレ トキドキ メランコリック」のフルサイズverが配信開始されましたね。

 

皆さんどうでしょう?もう聞きましたかね?

 

個人的には12時を回るのと同時にtwitter上に生息するヲタクが一斉に各配信サイトの新曲のリンクを貼りだしたのが面白かったですね。

 

(聞いてない人は下のリンクからどうぞ)

open.spotify.com

 

 

という訳でいつものここすき発表会です。どうぞ。

 

まずは歌詞から見ていきましょうか。

 

(聞き取れた範囲で書き起こしています故に、間違えているところがあるかもしれません。間違えていましたら早急に対応させて頂きますので、ご指摘いただけると助かります。)

 

~~~~~~~~~~

夢に急かされ 日々が一人歩こう

路地裏の猫も 私を追い越していく

あの子の口癖 あの夏の夕暮れ

あの店の古いレコード あの歌声まっすぐな目

 

巻き戻せないだからこそ 涙は綺麗に見える

あの日の君に会いたくて 記憶のはじっこ 胸にチクリ

 

私ハレトキドキメランコリック 現実後回しに 知らんぷり

ぽっかり空いた穴埋めるように今 こうして歌うの

 

(lalala…)

 

あの空越えて君に届くまで

 

 

 

進みたい 進めない スローモーション (夢?)

抜け出せないのは 目覚まし時計のせいじゃない

 

巻き戻せないだからこそ 痛みはそっと癒える

あの日の景色に会いたくて 記憶の隅っこ 胸にじわり

 

 

私アメトキドキロマンティック 想像繰り返し ドラマティック

しっかり前を見て歩き出すため こうして歌うの

 

(lalala…)

 

あの空越えて君に届くまで

 

 

 

私ハレトキドキメランコリック 現実後回しに 知らんぷり

ぽっかり空いた穴埋めるように今 こうして歌うの

 

私アメトキドキロマンティック 想像繰り返し ドラマティック

しっかり前を見て歩き出すため こうして歌うの

 

(lalala…)

 

あの空越えて君に届くまで

 ~~~~~~~~~~

 

 

 

 

なるほどね~~~~~!!!!!なるほどなるほど!!!!!う~~~~んそうきたか!!!!!はいはいはい!!!!!なるほど~~~~~!!!!!(クソデカ大声)

 

 

 

 すいません、大声が出てしまいました。エモが過ぎてしまったので。

 

 

さて、何から話しましょうか。

 

ごちゃごちゃの感情を整理するのは難しいですが、まずは「ここなつ2.0」のお話からですかね。

 

ameblo.jp

小澤亜李さんのブログにもありますが、時空は飛び、「バンめし♪」時空の世界でのお話。

  

ご存じの方も多いとは思いますが、「バンめし♪」は「ひなビタ♪」と世界観を共有しており、「バンめし♪」世界では日向美ビタースイーツ♪はバンド活動を休止しており、メンバーの消息も謎に包まれた伝説のバントという立ち位置になっています。

 

ameblo.jp

詳しくここに書いてあります。

 

そんな世界線でここなつの2人は全国ツアーを行っています。

 

その全国ツアーの名前は「miss you all」。意訳すれば「みんなに会いたい」位の意味合いですかね。

 

「みんな」というのは勿論、日向美ビタースイーツ♪のメンバーの事ですね。

 

www.facebook.com

詳しくここに書いてあります。

 

そんな背景があって、今回の新曲「ハレトキドキメランコリック」は紡がれました。

 

ひなビタ♪」の世界から見ると、少し大人びたここなつの2人。そんな2人の過去と今に対して色々な思いを込めた歌。それが今回の「ハレトキドキメランコリック」なんですね。

 

www.facebook.com

ここにも詳しく書いてあります。

 

 

 

 

では、歌詞の内容に触れていきましょうか。 

 

以下、ただのここなつが好きなヲタクによる自分勝手な考察が続きます。

 

 

 ~~~

夢に急かされ 日々が一人歩こう 

 

路地裏の猫も 私を追い越していく

あの子の口癖 あの夏の夕暮れ

あの店の古いレコード あの歌声まっすぐな目

~~~

 

「日々が一人歩こう」からは、「夢で急かされ」という言葉からも、自ら望んで一人で歩いている訳ではないというニュアンスが強くなっています。本当は誰かと一緒に歩みたい、そんなメッセージが歌いだしから込められています。

 

言うまでもないですが、ここの「一人」だったり、この後登場する「私」など、歌詞自体は一人称で書かれていますが、もちろんこれは「ここなつ」の2人を指しているのでしょう。

 

そののちに続く、「あの子の口癖」「あの店の古いレコード」というワード。否が応でも日向美ビタースイーツ♪のメンバーが想起されます。2人の日向美ビタースイーツへの思いが伺えますね。

 

 

~~~

巻き戻せないだからこそ 涙は綺麗に見える

あの日の君に会いたくて 記憶のはじっこ 胸にチクリ

~~~

 

ここでも日向美ビタースイーツ♪に会いたいという気持ちが溢れています。

 

戻れない過去。追憶。悶着有りながらも互いを認め合った日向美ビタースイーツ♪とここなつ。そんな過去。そんな昔を想う2人。

 

 

 

~~~

私ハレトキドキメランコリック 現実後回しに 知らんぷり

ぽっかり空いた穴埋めるように今 こうして歌うの

 

(lalala…)

 

あの空越えて君に届くまで

~~~

 

 サビですね。2人の気持ちは晴れときどきメランコリック。前を向いて2人で力を合わせて頑張っていこうという気持ちこそあるものの、やはりどうしても過去を思い出してメランコリーになってしまうのでしょう。

 

「現実後回しに 知らんぷり ぽっかり空いた穴埋めるように今 こうして歌うの」

 

ここ、最高に切ないですね。日向美ビタースイーツの面々がいなくなった寂しさを埋める代替行為として歌い続ける、と歌っています。

 

それだけならまだしもその前に「現実後回しに 知らんぷり」とありますね。

 

ここなつの2人は「miss you all」という全国ツアーをやっているという話は先ほどしましたね。これは、日向美ビタースイーツの面々に会いたいという気持ちからここなつの2人が「音楽を続けてさえいればいつか会えるかもしれない」という考えからやっている、ということは想像に難くないですね。

 

しかし、現実はそう甘くはないのです。

 

いつから全国ツアーをやっているのは不明ですが、未だにここなつの2人は日向美ビタースイーツには出会えていません。その現実を後回しにして知らんぷりし、穴を埋めるように歌っているのです。

 

会いたいがために続けている歌ですが、実際にそれが叶うかは分からない。それは自らが持っている淡くて、身勝手な希望。それを分かっていながら歌う。いつしか歌は、「会いたい」という気持ちの他に、「穴を埋める」という代替行為にも成り果ててしまった。

 

そんな「会いたい」という気持ちと「現実逃避」の2つが複雑に混じりあった、2人の複雑な心の機微を歌ったのがこのサビなのです。

 

いつか届くといいですね。君に。日向美ビタースイーツに。

 

あの空を越えて。

 

 

~~~

進みたい 進めない スローモーション (夢?)

抜け出せないのは 目覚まし時計のせいじゃない

~~~

 

2番です。2人の葛藤、苦悩がここでも読み取れます。

 

分かっているのです。現状から抜け出せない原因は日向美ビタースイーツに会えないからではないのです。会えないという事実に捉われて前を向いて歩いていけない自分たちの心の弱さにあると気づいているのです。

 

本当は「日向美ビタースイーツ」という目覚まし時計がなくても、進もうと思えば進めるはずなのです。それは分かっているはずなのです。でもそれは難しいのです。

 

 

~~~

巻き戻せないだからこそ 痛みはそっと癒える

あの日の景色に会いたくて 記憶の隅っこ 胸にじわり

~~~

 

ここで歌詞は一変します。苦悩にまみれた歌詞に「癒える」という単語が登場します。また、過去は過去として捉えて、2人が前を向いて進もうとするような描写がここから増えていきます。明らかに1番の過去を想っている歌詞とは違いますね。

 

つまり、2番はここなつの2人の決意表明と言いますか、これからを書いているのだと思われます。寂しいという気持ちは勿論ありますし、会いたい気持ちも勿論あるでしょう。でも、しっかり前を見て歩いていくんだという意思が感じ取れますね。

 

ここで、1番と2番のここの歌詞を見比べてみましょう。前向きな気持ちがもっと浮き彫りになるはずです。

 

~~~ 

巻き戻せないだからこそ 涙は綺麗に見える

(巻き戻せないだからこそ 痛みはそっと癒える)

あの日の君に会いたくて 記憶のはじっこ 胸にチクリ

(あの日の景色に会いたくて 記憶の隅っこ 胸にじわり)

~~~

 

「涙」と「痛みは癒える」という言葉の対比からもわかりますが、もっと分かるのは「君」が「景色」に変わっていることでしょう。

 

1番では明らかに日向美ビタースイーツ♪に固執をしていました。「君」に会いたいという気持ちが強すぎて、寂しくて、悲しくて、昔を思い出しては胸を痛めていたのでしょう。思い出が先行し過ぎて、会いたいという気持ちが溢れすぎていました。

 

ところが2番では「景色」になっていますね。景色の中には勿論日向美ビタースイーツは映っているのでしょうが、「君」よりは会いたいものが大局的になっていることから、寂しい、会いたいという気持ちこそ残っているものの、前を向いていこうという気持ちが強くなっていることが伺えますね。また、過去の記憶が胸にじわりとしており「チクリ」と刺さっていないことからも、そのことが伺えます。

 

しかし、ここなつの時空が飛んでいる間の苦悩と成長がこんな歌詞の対比で書かれているなんてエモが過ぎますね。

 

 

~~~

私アメトキドキロマンティック 想像繰り返し ドラマティック

しっかり前を見て歩き出すため こうして歌うの

~~~

 

ここも1番とは大きく変わっていますね。

 

ハレではなくアメになってはいますが、「埋めるように歌う」晴れと「前を見て歩く」アメなら、アメの方がよいのでないでしょうか。

 

ロマンティックにドラマティックに、奇跡を起こして君に届くことを想像して、でもそれに固執するばかりではなく、ここなつとして前に進んで行く為に歌っているのでしょう。いじらしいですね。

 

いつか届くといいですね。君に。日向美ビタースイーツ♪に。

 

あの空を越えて。

 

 

 

以上、歌詞についての考察でした。

 

 

どうでしょうか?エモ過ぎませんかね?

 

ただのヲタクの考察なのであっているかどうかは知りませんが、少なくとも僕はこう思ったというのを語らさせて頂きました。自分はこう思ったという意見があれば、当アカウント(@kewiihai)までご一報くださいませ。一緒に考察しましょう。

 

お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺もここなつに会いてえよ(今年のGWのライブという過去に捉われた哀しきヲタク)

 

 

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