ありゆみりを想う
こんにちは、はやかわと申します。
ヲタクなので今回はRe:ステージのお話をしようと思います。長文にはなってしまいますが、今の僕の偽りのない気持ちを書き留めようと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
11/17に大宮のソニックシティにて『「Re:ステージ!」PRISM☆LIVE!3rd STAGE~Reflection~』が開催されましたね。
ライブに行かれた方も多いと思いますが、皆さんどうでしたか?最高でしたね。
僕の周りのライブに参加したヲタクは全員「最高だった」しか言えないbotになってしまいましたが…
僕も両公演に参加しましたが、その結果としてこの数日全く何も手についていません。ずっと夢心地というか、頭がフワフワしている状態で気がつくとあの日のことを考えている自分がいます。
もう一回せーので飛びたすぎる。
空見ゆきさんの「長谷川みい」としての完成度の高さなど、語りたいことや良かったことは山ほどあるのですが(これについてはいつか書けるといいですね)、それをやっているととんでもないボリュームになってしまうので割愛して、今回はどうしても1番書きたい、オルタンシアのことについて語りたいと思います。
いまだに気持ちの整理がついていないこともあるので、多少散文乱文等はあるとは思いますが、しっかりと一から語っていきたいと思いますので、どうぞお付き合い下さい。
そもそも、Re:ステージ!と出会ったきっかけは、鬼頭明里さんでした。
鬼頭明里さん、いいですよね。
(鬼頭明里さんのオフィシャルサイトなのでみんなブックマークしよう)
ここ最近、徐々に自分の中で鬼頭明里熱が高まっており、夏アニメで何を見るか悩んだ僕は鬼頭明里さんが出ているという理由で「Re:ステージ!ドリームデイズ♪」と「まちカドまぞく」を見始めました。(まちカドまぞくのイベントにも行ったのでこの話も後日したいですね)
まちカドまぞくも名作なので見ましょう。
そこまで情報に強くはないので(情弱)、Re:ステージに関していえばその時点での予備知識は0。特に期待もせずに見ていたのですが、気づいたらもうビックリするくらいハマってしまいまして、5年ぶりくらいに円盤まで買ってしまいました。(もし何かの間違いでRe:ステージ!ドリームデイズ♪未視聴の方がこれを見ていましたら、是非視聴してみて下さい。)
完全にこれでした。くやしい。
そうして沼にまんまとハマってしまった僕が最終的に辿り着いたのが、オルタンシアでした。
そう、忘れもしない。Re:ステージのヲタクなら全人類好きな6話。
ダサい服で練習指導をするみい先輩
ダサい服で舞菜と紗由を待つみい先輩
そうみいねぇ……
ウキウキみい先輩
ゴメンミ!
世界中の”カワイイ”をすべて集めたような6話。(ヲタクはみい先輩が好き。)
ついでだから、僕の一番好きなみい先輩を見て
そして、遂に、運命の邂逅を果たしました。
あ~~~~~~~~~~~~~~~~(昇天)
ヲタクは初登場のキャラが出てきた瞬間に、脳内でCVイントロドンを開催する習性があることが既往の研究により報告されていますが、僕もご多分に漏れず開催。次の瞬間には「強すぎ~~~~~~」と叫んでいました。
そう、オルタンシアは強すぎたのです。その強さにあてられてしまった僕にはもう、オルタンシアを推す選択肢しか残されていませんでした。
強きものになす術なく屈する、それが哀しきヲタクの性ですね。
こうしてオルタンシアを推し始めた訳ですが、それが甘かった。
オルタンシア、推していくほどにどんどん強くなっていくのです。あの6話の初登場は強さのほんの一部、片鱗だったのか。
震えました。浅はかな僕はここで気づくのです。自分はとんでもないユニットを推し始めたのではないか、と。
ということで、ここからしばらくオルタンシアの強いところを発表させてもらいます(唐突)
男塾の大豪院邪鬼並の強さを持つオルタンシア(邪鬼の初登場シーンほんとすき)
・声優が強い
(ここからしばらくヲタクの告白ゾーンなので、不要だと思う方は読み飛ばしていただいて結構です。)
ご存知「ありゆみり」のお2人がオルタンシアの声優を担当されています。(ご存知とは言ったけどこの通称はそこまで流行っている訳でもないのでみんなで使って流行らせていこうな)
そして、何を隠そう僕は小澤亜李さんと花守ゆみりさんのヲタクなのです。(ヲタクの推しは雪だるま式に増えていく)
画面から2人の声が流れてきた瞬間から、僕は運命レベルでオルタンシアを推すことを義務付けられていたのかもしれない(私信)
小澤亜李さんを推し始めたのはひなビタ♪のライブを見に行った時からでした。
小澤亜李さんはひなビタ♪で、東雲心菜というキャラを演じています。このキャラには双子の姉、東雲夏陽(CV:日南結里)がいて、姉妹でアイドルユニット「ここなつ」を結成しています。
右が東雲心菜。左が姉の東雲夏陽。かわいいね。
なんとなく既視感を感じますね。勿論、ここなつも推しております。
そして、そんなひなビタ♪のライブにて、僕は初めて小澤亜李さんに会いました。
衝撃。それが率直な感想でした。
東雲心菜というキャラは多くを語るキャラではないのです。どちらかと言えば人に気持ちを伝えるのが苦手なキャラで、それ故に物静かなキャラなのです。
だから、一度も生の小澤亜李さんを見たことがなかった僕は、小澤亜李さんは寡黙な人なのかな?と勝手に思っていました。
でも、そうじゃなかった。
ライブに行った人はご存じの通り、小澤亜李さんは凄く天真爛漫な人で、どちらかと言えば東雲心菜とは正反対の人間でした。
しかし、そこには心菜がいました。
正反対の性格のキャラのはずなのに、何故だろう、東雲心菜には小澤亜李さんしかありえない。そう思ってしまう程に、小澤亜李さんにはそんな細かいことをすべてを包み込んでしまうような包容力、エネルギーがありました。声優って凄い。そう本気で思えたのは、この時が初めてでした。
それを見た僕がやられない訳がありません。その時から、好きという気持ちが溢れてしまってどうしようもなかった。それほどにあの出会いは衝撃でした。
それ以来、ずっと僕は小澤亜李さんを推しています。
閑話休題。
伊津村紫というキャラを始めて見た時には本当にビックリしました。等身大の小澤亜李さんが現れた。そう思えるようなキャラ、それが伊津村紫でした。(BD3巻のインタビューで本人もそれに近しいことを言っていましたね。)
伊津村紫は、伊津村紫であって、小澤亜李でした。
それだからこそ、3rdライブの「Dear マイフレンド」で声を詰まらせていた小澤亜李さんは、等身大なだけあり、破壊力が大きく、心からこの曲を歌っているんだなあ、と感じました。
流石にあれはズル過ぎる、泣いて送り出すのは違うかな、と思ってたけど流石にあそこだけは泣いてしまった。
閑話休題終わり。
それよりも前に他の作品で(Ex: えとたま、あんハピ♪)名前自体は知っていたのですが、注目して見始めたのはゆるキャン△だったように思います。
なでしこの演技を見て、(失礼な言い方にはなりますが)こんなに上手かったっけ?と再確認させられてからは、一気に花守ゆみりさんの世界に引きずり込まれてしまいました。
全人類がここの花守ゆみりさんの演技が好き(誇大表現)
地のセリフは勿論のこと、息遣いや感情表現など、こんなにも世界を作れる人だったのか、推すのが遅すぎた!とショックを受けたことを今でも覚えています。
しかも興味が湧いて人物像を調べてみてビックリ。なんと同い年でした。
正直なところ、その時若干のショックを受けました。別に声優を目指しているわけではないですが、上には上がいるというか、本当に同じ年数を生きてきたのか?と自分にイマイチ自信のない僕は、当時結構真面目に悩んだ思い出があります。だから注目しているとはいえ、そこに最初はマイナスの気持ちが多少なりとも含まれているのもまた事実でした。
でも、そんな僕にも花守ゆみりさんの声は元気をくれるのです。
底抜けに明るいキャラから、おっとりしたようなキャラまで、花守ゆみりさんは幅の広い演技を見せてくれますが、それが花守ゆみりさんの懐の深さを表しているかのようで、いつの間にかそのキャラが発する声は、細かいことを気にしていた僕の心を包み込んでくれていました。
いつしか、花守ゆみりさんの声は自分の支えになっていました。花守ゆみりさんの声は僕の血となり、肉となっています。花守ゆみりさん、本当にありがとうございます。
八月のシンデレラナインで宇喜多茜さんを演じる花守ゆみりさんが、好きです。(告白)
これ狂おしいほどすき
またまた閑話休題。
3rdライブ、夜の部でありちゃん、ゆみりさんありがとうと叫んでいたヲタクがいたら、それは高確率で僕だと思います。
小澤亜李さんよりは年下で、花守ゆみりさんよりは生まれの早い僕、何故か小澤亜李さんはありちゃん呼びで、花守ゆみりさんはゆみりさん呼び。これってトリビアになりませんか?*1
昼の部は堪えたけど、夜の部で好きという気持ちが溢れてしまった。小澤亜李さん、花守ゆみりさん、好きです。
閑話休題、これにて終わり。
(以上、ヲタクの告白でした)
・曲が強い
楽曲が強すぎることで有名なRe:ステージですが、その中でもオルタンシアは楽曲派も納得の布陣を敷いていることで有名ですね。
ヒゲドライバーさんや烏屋茶房さんを始めとしたインターネットのヲタク垂涎の面子により作られた楽曲の数々が収録された1stアルバム「pullulate」は本当に最高なので皆さん買いましょう。(ダイレクトマーケティング)
買ってね♡
これもこれで1曲ずつ紹介していくと鬼のような文章量になりそうなので、1曲だけに絞って書きますが、個人的に1番好きな楽曲は「あのね」です。
初めて聞いた時、イントロを聞いて即「これ、絶対DECO*27じゃ~~~~~~ん」と言いながらひっくり返ってしまいました。
僕ら世代のヲタクにとってDECO*27さんという人は必修科目みたいなもので、何かしら作品に触れていれば、どこかで出会い、そして好きになってしまう人の1人だと僕は思っています。
「20代のヲタクは愛言葉のイントロに弱い」と古来より言われていることはあまりにも有名ですね。
好き~~~~~~~~~♡♡♡♡♡
だから、「あのね」を聞いたときは、あのイントロで完全にやられる感覚を完全に思い出してしまいました。
脳に鳥肌の立つような感覚。止まらないえづき。
嗚咽の止まらないヲタクの耳に追い討ちのように入り込んでくる小澤亜李さんの声……
あまりにも完敗で泣いちゃった。
「あのね」、最高でした。本当にありがとうございました。
DECO*27さんに感謝。オルタンシアに感謝。
ダイレクトマーケティング祭り(聞いてね)
・設定が強い
Re:ステージは百合を強く推していますが(過大解釈)、他のカップリングは既往研究の存在する百合である一方(それも大好物ですが。瑞葉&みい、最高です。完敗です、対戦ありがとうございました。)、オルタンシアの2人の関係性は過去に事例がなさ過ぎて瞬間的には理解が追いつきませんでした。
なんだこの関係性は?コミック百合姫の世界か?(当ブログは伊藤ハチ先生を応援しています。)
百合のヲタクの愛読書。それが伊藤ハチ先生の本。
オルタンシア、どんな業を抱えた人が作り上げたユニットなんだ……底が知れなさ過ぎて信頼しかないですね。
Re:ステージは、本当にとんでもないものを産み出してしまった。信頼しかなくて一生ついて行きたくなっちゃう。
最後の閑話休題。
3rdライブの「Yes, We Are!!!」のダンス完コピは本当に素晴らしかったですね。
特にオルタンシアのヲタクが1番好きなシーンに挙げる指差しダンスを生で見た時には思わず「ア゛ッ…」という声を出して絶命してしまいました。
ここほんとすき。3巻のBDのパッケージの内側にも採用されてて泣いちゃった。
オルタンシアさん、対戦ありがとうございました。(完全敗北)
閑話休題、今度こそ終わり。
ちょっとここから重めの話なのでいちどオルタンシアを見て心を落ち着けましょう。
あ~~~~~~~~~~~~~~~~(昇天)
さて、ここまでオルタンシアの推せる所を発表してきましたが、今回1番語らなければいけないのはやっぱり花守ゆみりさんの卒業に関してでしょう。(ここまで4,500字ほどかかっていますが、ようやく本題に入ります。)
今回の3rdライブを語るには避けては通れないこの話題。中々に繊細な話題なので、ただの一端のヲタクが語るのもなんですが、少しばかり思いの丈を語らせて貰います。
率直な感想を言うと、卒業は悲しいというよりはいまだに信じられないという気持ちの方が強いです。
正直なところ前述の通り、気持ちの整理がついていないのが現状で、悲しい、寂しいという負の感情が入り込む隙間がないんですよね。
あまりにも突然すぎる、卒業発表だったから。
「ありゆみり」は2人で最強のコンビだと信じて疑わなかったから。
その2人が袂を分かつことになるなんて、やっぱり信じられないですよ僕は。
信じられない理由は、後任の声優が決まっていないからかもしれないとも思っている自分もいて。
だって、今の時点ではCDを聞いたって、アプリを開いたって、アニメを見たって、過去のライブ映像を見たって、そこにいるのは花守ゆみりさんで、「ありゆみり」の演じるオルタンシアだから。
だからこそ、どうしても、この期に及んでも、伊津村陽花を見ると、その裏に花守ゆみりさんの影を感じ取ってしまう自分がいて。
もしかしたら、1週間後かもしれない。1か月後かもしれない。そんな遠くない未来に後任の声優は決まった時に、恐らく、僕はその時初めて、卒業をしっかりと受け止めることができるのかもしれない。結局その日になってみるまで分からないのだけれども。
実際、ここ数日のリアルの話をすると、僕はずっと「pullulate」をリピートしている。それは、卒業してしまったことに抗うかのように。否定するかのように。
少なくとも、このアルバムの中では一寸の隙もなく、「ありゆみり」のオルタンシアは永遠なのだ。そう思っているからこそのリピート再生なのだ。
でも、今現在は現実逃避に興じている僕も、将来的に気持ちに区切りがついた時にどうするか、というのは実はもう決めていて。
その時はしっかりと新生オルタンシアを応援しようと思う。
花守ゆみりさんが卒業したからと言って、オルタンシアを追わなくなるのはまた間違いだと思っていて。
それは、恐らく花守ゆみりさん、小澤亜李さんも望んでいることではなくて。
勿論、それを強制すること自体は間違っているけれども。
それでも、少なくとも僕はこれからもずっとオルタンシアを追っていきたいと思う。
だって、新生オルタンシアを追うことと、「ありゆみり」のオルタンシアを想うことは二律背反ではないから。
過去を想うというのは人間である限り当たり前の事なんだから、その感情を無理やり切り離そうとするのは不可能なことだし、それは前任者の2人にも失礼に当たることだと僕は思う。
でも、その過去に捉われて、新生オルタンシアと「ありゆみり」のオルタンシアを比較する事もまた失礼なことだと思う。
2つのオルタンシアはひと続きでありながら、それぞれ別物なのだ。
伊津村紫と伊津村陽花というオルタンシアをオルタンシアたらしめる根っこの所は生き続けていて、そこは絶対に不変なのである。
オルタンシアとしての大枠は変わっていない。そこの微妙なねじれを勘違いしてしまわないことが、これからのオルタンシアのヲタクに必要なことだと僕は思う。
「オルタンシア、なんか変わったけど変わらず良くて推せるな」
全てのオルタンシアのヲタクがそう思えるようになる時が来るのを心から願っています。
ヲタク、過去に縋りつつ未来を見て生きていこうな。
伊津村紫と伊津村陽花。二人揃って鈴村女子中学アイドル部代表「オルタンシア」